<   2011年 11月 ( 26 )   > この月の画像一覧

干し柿。

 朝、座敷に仏さんを参りに行くと、障子に影が、、。
a0125305_23455095.jpg


 干し柿は勿論、南天、ザルなど影は意外とよく物を写すものだ。
a0125305_23471955.jpg


 早速、外に出て味見をする。ことしの柿は豊作で味わいも何となく豊かな感じがした。
a0125305_23482757.jpg

by t-h-arch | 2011-11-30 23:44 | 日常

本家の階段。

 本家の階段をとりつける。
a0125305_2330197.jpg


 1階の階高が普通より高いので、廻り階段の部分は通常より1段余計にしてある。
a0125305_23322022.jpg


 シンプルに真壁で納めようとすると、手はかかるがすっきりと気持ちがいい。
a0125305_004474.jpg


 取付けるや否や、養生のためカバーしてしまうので、本家御当主や家族の皆さんに登り初めをして貰う。 
 踏み面8寸、蹴上げ7寸3分5厘の階段寸法はおおむね好評だった。
by t-h-arch | 2011-11-25 23:28 | 建築

本家の式台。

 本家の玄関に使う式台を拵える。
 挽き直しをしてから毛布にくるんで少し放置しておいたが、とくに狂いや揺り戻しは無い様子。
a0125305_23234223.jpg


 すこしもこらせて仕上げる。乾燥しているとは言えかなりの目方、弟子と、どうやって運び込んで据え付けるか相談しながら片付けをする。
by t-h-arch | 2011-11-25 23:21 |

薪割りと守護神。

 薪が少ないと極端に不安になる性分のヨメ。精神的ケアを含め薪割りに行く。
a0125305_0423125.jpg


 栗の端材はストックしてあるが、栗は燃えが悪いのと年内は栃餅に使う栃の実をアク抜きするのにストーブの灰を使うので、灰に栗灰をまぜてはいけないらしく栗の薪は焚けない。
a0125305_0454925.jpg


 子供達は薪小屋をゴールにしてサッカー遊び。
a0125305_049596.jpg


 サッカーを始める時に坊主が慌ててやって来て「お父さん、手袋貸して」と言うので、使っていた軍手を渡してやった。
a0125305_0504736.jpg


 どうやらゴールキーパーの手袋のつもりのようだ、、、。
a0125305_0525741.jpg


 前に出て来過ぎる嫌いはあるが、なかなか好セーブもする。
a0125305_0542642.jpg

a0125305_055280.jpg


 娘は学校で男の子達にしごかれているので、ワンタッチパスのみでのパス廻しを教えてやると張り切って坊主の相手をしてやっている。
a0125305_0582796.jpg


 疲れてフラフラになっても、日が傾きかけても止めようとは言わない。
 これだけ熱中できるのは見ていて何となくうらやましい。
a0125305_0595061.jpg


 薪を家まで運ばなければいけないからと言ってサッカーは終了。
a0125305_135577.jpg

 
 遊んで貰って気分がいいので、坊主はお母さんと買物には行かず、薪運びを手伝って呉れる。
by t-h-arch | 2011-11-21 01:02 | 日常

「切る」と「挽く」 。

 雨が降る前に製材したての材料を少し野天にひろげようとしていたら、突然フォークリフトがダウン。
a0125305_0292990.jpg


 製材後の材料は手つかずになる。
a0125305_0301352.jpg


 ついでに名古屋の現場のカウンター材も工房へ運んで、木取りと造材をしようとしていたが、リフトが使えないとひとりではキビシいので、その場で木取りと造材をしてしまう。
a0125305_0312480.jpg


 久しぶりに走行クレーンを使って板を動かし、造材を済ます。
a0125305_0322513.jpg


 板材を造材するのに、板を横に切る(クロスカット)のと縦に挽き割る(リップ)するのでは気分的にかなり違う。
 これ位の巾を切ると、間違えが無いように気を遣うだけではない疲れを感じる。 切ってしまえば巾を挽き割るのは躊躇無くできてしまう。

 木製のカウンターは保留分も含め合計4枚、同じ木から4枚とれた安心感とクロスカットの疲れは妙にバランスした感じだった。
by t-h-arch | 2011-11-18 00:27 |

欅を削る。

 本家の壁止め材に何か変わったものをと思っていて、欅の板を見つけ、ちょうど出ていた鉋で仕上げる。
a0125305_0135231.jpg


 この鉋は叔父の遺品、叔父が特別な仕事の際に、お客様からその仕事用にと買ってもらった2本のうちのひとつ。
 叔父は欅の作品が得意だった、亡くなった後に譲り受けた木工機械からは長いこと欅独特の匂いが消えなかった。
 手直しはしているが、欅との相性はいいようだ。
a0125305_0162061.jpg

a0125305_0163917.jpg


 ところが、削った後に、材料の長さが数ミリたらないことが判明、よく確認するべきだった、仕方無いので替わりを探すが、施主の手前あまりランクは落とせない。

a0125305_018554.jpg

 替わりの材はこれ。 「立」と書いてあるのは先代の暗号で黒田辰秋さんの遺品の材のこと、何回かに分けてご遺族から頂いているが、これは後の方のものか。
a0125305_0205615.jpg


 本家は黒田さんに工場を提供していた祖父の実家なので、黒田さんは滞在中に本家の葬式があった時、参列してくださっていたと聞いた。
 御縁があった材料を持って、現場に急ぐ。
by t-h-arch | 2011-11-18 00:11 | 建築

梨杏茶樓のランチ。

 久しぶりに弟子を伴い、名古屋の定例会議に出掛ける。
 会議後、お施主は弟子の同行を理由に食事に誘って下さる。

 池下の「梨杏茶樓」、マリオットアソシアホテルの直営店でランチ・メニュを頂く。 
a0125305_23454168.jpg


 ランチとは別に、僕が好きそうだからと焼豚を注文して下さる、絶品、豆も旨い。
a0125305_23494458.jpg



 おいしいものを頂き、ちょっと思い出したので、名古屋で忘れられない中華料理の店があって、、と話を振り、白川公園の、、と場所を説明していると、施主奥様が「それは『◯◯』でしょう」とズバリ言われる。もう無くなってしまって残念だと言うと、「いえいえ、ありますよ、どこどこの地続きの路面店でテイクアウト専門で予約も出来ますよ」とのこと。
 ◯◯という中華料理店のランチ・メニュを父親と食べに行くのは子供の頃の最高の楽しみのひとつだった。食前に出て来る南瓜のタネとジャスミン・ティー、ランチのおかずは賄い料理のような素朴でおいしいもので、中でも「肉詰め豆腐」や「骨付鶏のカレー」は出掛けている疲れを飛ばしてしまう美味しさだった。御飯はおひつに入ってきて、米好きの父親は僕の分まで御飯を食べて満足な様子だった。
 施主奥様もチャイニーズディナーのデビューはこのお店だったとのこと、当時のお店の雰囲気など、懐かしい話でちょっと盛り上がる。

 テイクアウトの中華、行ってみなければ、、。


 
by t-h-arch | 2011-11-17 23:37 | 建築

本家の式台製材。

 新築中の本家の式台(玄関から上がる踏み台のような段)を挽き直す。
a0125305_22402878.jpg


 本家は玄関土間に内土間が続き、その先が老人夫婦の玄関のようなスペースになっているつくり、玄関から一枚の式台がずっと内土間沿いに老夫婦の上がり框まで続いたらいいだろうなということで、6mの欅の厚板を式台に用意してみた。
a0125305_22444424.jpg


 欅は力のある木なので、製材時にヘンなクセをつけてしまうと後々困ったことになるので、挽き上がりから勘定して木を反らせたり戻したりして挽かなくてはいけない。
a0125305_22465231.jpg

 何とか思い通りのものが挽ける。目の荒い、大柄な木だがおとなしく上がってくれた。

 鼻押しのヒロオさんに最後の手前で裏をガツンととるように指示すると頷いて台車を動かしながら、「親父さん(杣工房先代)も裏をバンっととって逆反りの板を挽いておったなぁ、、」と言った。
 ヒロオさんは杣工房OB、ぼくが幼稚園くらいの頃に杣工房で働いていた。
 僕が付知に戻り、賃挽きの製材をここでするようになって長いが、初めてヒロオさんが父親のことを話したような気がした。
by t-h-arch | 2011-11-16 20:38 |

柿をとる。

 柿の木は折れ易いと聞いていたが、、、、。
a0125305_2235816.jpg


 結構もつものだと判った、今年は柿が豊作だ。
by t-h-arch | 2011-11-15 22:34 | 日常

クロガネ・デスクをこわす。

 旧い勉強机の上の棚の部分を貰って来た。
 子供の頃「学習机」が欲しくて、でもうちは木工屋だったから当然買っては貰えず、時間割を入れる窓や蛍光灯や電動鉛筆削りは手に入らなかった。
 貰って来たのは「クロガネ」の学習机、キャラクターなどは入って居らず質実剛健なスタイル、僕は可動式の蛍光灯(スポットライト付)とそのスイッチボックス(コンセント付)を取り外してカスタム学習机を作ろうと思っていたので、要らない不部分は解体するとともに、どんな作りをしていたのか調べてみることにした(なんか「暮らしの手帖」みたいだ)。
a0125305_222547.jpg


 木質パネルに木目シートが貼られたものが糊とダボで強固に留め付けられている。大きな木口面の処理は塩ビのテープで柔らかい。
 中央の「PULL」というところを引くと、蛍光灯が扇型に摺り出して来る。右側についている白熱灯のスポットもレールに載って可動。

 壊すのにはかなり難儀、接着は強く、ビスなどはひとつも見えない。一部を破壊してバランスを崩してから壊していくより無い。
a0125305_229487.jpg


 せっかくここまで頑丈に作ったんだからもう少し長く使うことが出来るものにしておけばよかったのになぁ、、でも多分、僕が買ってもらっていたら今でも粘り強く使い続けてるかもなぁ。
by t-h-arch | 2011-11-15 21:52 | 木工