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仮組。

 朝一番で、下地と構造材の仮組をする。
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 面材料が入る小穴を確認して、下地パネルに壁紙の下地を張り、他の部材を調整してお昼、壁紙屋さんと交代して昼食。

 勘定間違いで足らなかった部品を作り、納品を手伝ってくれる相棒が仕事が終わってやって来るのに合わせて再度組み立てる。
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 今回、制作に加わっていない相棒は少し心配そうに組み方を弟子1号と話している。

 相棒が来た時点で広告代理店に頼んでいたPOPを貼る下地の色付きボードが印刷から来たとの連絡があり、弟子2号は受け取りに走る。 
 ボードが来るのを待って、小穴に当ててみると、はたしてキツい。この時点で8時過ぎ、マット印刷の紙を切るのは失敗した時に代わりが無いので止めて、小穴を深く突き直そうということになったが、機械を回すのも憚られ、明日に仕切り直すことにする。

 薄氷を踏む思いとはこういうことか、百貨店から搬入の段取りもまだ来て居ない。
 落ち着かないまま、工房でしばし惚ける。
 
by t-h-arch | 2010-09-29 22:57 | 木工

部品出来上がり。

 臨時店舗の部材が出来上がり、夕食後、再度工房に集まり塗装をする。
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 今回の材料は全て共木。 ダラ挽きしてあった原板から抜き出すと、モジュールによって板目、柾目が変わり、色や木味が揃った中で面白い組合せが出来る。杣工房先代はこうした共木の使い方を好んでいた。

 今日の夜の塗装までは、ほぼ予定通り。何かひとつでも予定が狂っていればこうはならなかった。が、まだ到着していない部材もあり油断はできない。


 残業定番の甘ーい紅茶を飲む。
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 砂糖をたくさん入れた熱い紅茶も先代の好みだったなあと話し、解散する。
by t-h-arch | 2010-09-28 23:42 | 木工

新しい看板。

 新しい看板です。
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 どうぞよろしくお願いいたします。
by t-h-arch | 2010-09-27 23:56 | 木工

地鎮祭。

 名古屋のお客様宅の地鎮祭。 地の神様に、土地を鎮め建築が安全に運ぶ様お願いする。
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 普段はお忙しいご主人も、学校に出て居られるご子息も集合して下さる。心配してテントを用意していた天気も崩れること無く、お施主の心がけを有り難く思う。
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 神官は付知から一緒に出掛けた、「ひっくん」。 付知には山を護る神様が多く、神宮備林の関係もあって、すっきりとしたシンプルな神事が好まれる。ひっくんこと早川神官はまさに適役。祝詞の中で、設計は「まけはかる(まきはかる)」と言う。もうけることをはかる、ということか、我々の仕事を改めて考えさせられる。
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 玉串を捧げるお施主。皆そろって床鎮めの式が行えることは、とても好ましい。
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 神様が本当に居るのかどうかは知る由もないが、こうして心構えをしてゆくことは大切だと思う。土地に気遣えるものは、他の事柄にも注意深く挑めて、結果に関わらずそのプロセスのひとつひとつにおいて安心を得られるのではないか。

 急ぎの仕事のことをお施主に説明し、無沙汰になることを詫び、帰路につく。
by t-h-arch | 2010-09-27 23:22 | 建築

事務所で宿題。

 他人事のように思っていたら、我が家も運動会シーズンだった。
 ヨメは幼稚園の役員で運動会の準備で留守。 娘が学校から工房に帰って来る。
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 午前中に件の座椅子を注文してくれた友人が座椅子を取りに来てくれて、何故かお土産にくれた「うまい棒」とジュースを弟子に貰い、宿題をする。
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 宿題のことを尋ねていると、そんなことより運動会ではリレーでひとりで3回走るのだそうだ。
 「運動会、見に行けないけど」と言うと、「いいよ」と言うので、「リレーで抜かれるから見にいかん方がいいか」と言うと「絶対に抜かれん」と笑って言う。

 お昼に弁当だけは食べに行くと約束して、家に帰す。
by t-h-arch | 2010-09-24 21:05 | 日常

お彼岸。

 暑さ寒さも、、と言うがどうも安定しない天気。製材して荒削りしてある材料も今ひとつ落ち着かない。
 昼に家に戻ると、昼ご飯は「おはぎ」。
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 そして、僕のソウル・フード、としあきさんちの「かいもち」も届く。
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 仕事の連絡先に電話をしても、「◯◯はお休みを頂いております」との返事。
 なんせ、「地獄の釜も休み」だから仕方の無いことか、、。
by t-h-arch | 2010-09-23 23:58 | 日常

お月見と彼岸と姉と。

 お彼岸参りに姉が来るという。急ぎの仕事でおかまい出来ないことを詫びて、せめて何か食べさせてやるからというと「じゃ、ウナギ」と言う。

 昼間は慌ただしく、弟子1号は土場から原板を引っ張り出し製材で荒挽き、弟子2号は壁紙の打ち合せと発注〜施工の段取りに出かけ、僕は図面描いて、段取りの電話をする。何しろあと一週間、中にお彼岸の中日と週末、それも運動会シーズンの週末が入る、心中穏やかではない。

 何とか陽のあるうちの仕事を済ませ、菓子舗本店での打ち合せのついでに姉を迎え、姉の夫の実家にあいさつに寄り、帰る。  帰るとウナギとウナギ好きの団体が待っていた。
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 丁度お月見なので、ススキと団子も用意されている。建替えが済んでないのはご愛嬌だ。
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 まずは御飯。姉に金時草を食べさせたくて残しておいたのを酢にしたのがついている。
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 綺麗に包丁が入った漬物は「上見屋」製。 大振りで田舎っぽい煮物は自家製。
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 食後は団子。 姉は大の団子好き、スーパーで売っている巾30センチ程も並べられた特大パックの花見団子を1パック食えるほどの才能を持つ。
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 しかしこいつも団子キラーなのだった、、、。
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 子供を寝かせ、残業に出向くまで久しぶりにゆっくり姉と話す。
by t-h-arch | 2010-09-23 07:35 | 日常

臨時店舗現場下見。

 顧客菓子舗より電話があり、百貨店の出店を臨時に拡張するとのこと。下見に出掛ける。
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 今年1月に地下食料品売場の什器を新しくしたが、10〜11月中のみの臨時の売場を 旧型の什器に新しく壁面を加えて作るというもの。社長、店長、番頭さんが出向かれ、百貨店の担当を加えて打ち合わせをする。
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 今回は百貨店側の要請なのだが、社長は店舗什器には相当の思い入れがあって、気に入らないものはたとえ仮設であっても出したく無いという人、予算などの話はばっさり切り捨て、こうこうこういうものを作ろうと言う話のみされる。

 搬入・設置は9/30とのこと、頭の中ではどの材料をどう加工してという想像が廻り始める。
 ぬかりの無いように、写真をたくさん撮り食事を御馳走になり、急ぎ帰る。
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 帰りがけに本店にて打ち合せ。もう栗の菓子の季節に入ってひと月が過ぎている。
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 盛り上げて行こう!
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by t-h-arch | 2010-09-21 23:17 | 建築

五社巡祭。

 五社巡祭の日。 付知には「五社」と呼ばれる五つの神社があり、毎年順繰りに大きなお祭りが行われることになっている。 今年は「若宮神社」。

 五社祭りの試楽祭(本祭の前日)には、厄年の人達の御神輿が出て、町を練りお宮に納まる。
 丁度、昼頃に我が家の前を通りかかったので、祝儀を持って待つ。
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 ご祝儀が出ると、その場で大いに練る、「丸一木材」さん前で練っているところ。
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 そしてまた進む。 中央で暗に祝儀を要求しているのは町内会に住む「某鐵工所」の弟。
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 家から出た道のところでもひと練り、祝儀を出してお神酒を貰いスルメをつまむ。
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 この神輿は僕らが厄年の年にうちの工房で作ったもの、同級生の思い出の神輿でもある。毎晩集まって飲みながら、バカ話をしながら、少しずつ作っていった。干支の絵を描いてくれた同級生と、
屋根の銅板を二つ返事で代金も取らず張ってくれた板金屋さんはもう居ない。
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 夜はお祭りに出掛ける。神社は旧く、細長い石段を上がってゆく。
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 金魚すくいや、かき氷、くじ、たこ焼き、子供の欲は尽きない。
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 帰って来ない子供を待ちくたびれて、同級生とバザーで痛飲してしまう。
 家族には置いて帰られ、向かいの理容店若主人に車に載っけてもらい、帰る。
by t-h-arch | 2010-09-18 23:47 | 日常

座椅子出来上がり。

 朝、裏の畑を見てびっくり。栗の木に、植えた憶えの無いカボチャが、、。
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 大体、カボチャは植えなくてもどこからか生えて来て、落ち葉の頃にその存在に気付き、ちょうどいいくらいに保存されていて食べごろ、といったパターンだが、この種類は初めてだ、、。

 友人の座椅子が出来上がる。ちょっと杣工房先代を意識したディティールに、見て呉れた旧知の人に「大将(先代の愛称)っぽいなぁ」と言われる。
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 天板は某原宿の寿司舗のスツール用材の残り、予算のこともあり追い柾、脚はすや西木の化粧垂木の共木。お客さんは多分こういった縁を喜んで呉れる人物、あえて縁のある材を選ぶ。
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 夕方、時間が少しだけあったので、件の白カキをもう一度チェック、代替え品を頼んだのに往生際はかなり悪い。砥石を全くタイプの違うものに変えて見るとまあまあ砥げるが、ケチがついているので早々に止める。 最近は人造の砥石を使い分けることが多いが、予てより一目置いていた天草・備水はあなどれない、中砥ぎ後ドレッシングしてちょこちょこっと砥ぐと刃先が微妙に綺麗になって、特にハイス鋼、超仕上機用の刃などに効果アリだったが、件の白カキの砥ぎにも有効だった。
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 クセのある広葉樹を削ると針葉樹には無い楽しさを感じる。広葉樹用に刃物を仕立てていると、日本人ならではの感覚が必要とされるなぁとつくづく思う。砥石も同様、広葉樹には合成砥と天然砥の使い分けが必要だ。
 お客である友人は塗装をしない広葉樹の削り肌を好むと言う。次回は楢のカネっ気の多いのをつるっと削って使って欲しいなぁと弟子と話す。
by t-h-arch | 2010-09-17 23:21 | 木工