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K2 ポスター展。

 午前中、現場基礎の遣り方に。
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 鉄骨仕事なので「鉄のひと」の出番、同級生の(株)三浦鐵工社長、じきじきに出向いての丁張り作業、基礎屋さんも幼なじみで元気よく暑さに耐えて、笑いながら作業を済ます。

 一旦事務所に戻り、着替えて、東京・蒲田へ。
 片柳学園の新設されたギャラリーで、K2のポスター展が開かれるので、そのオープニングに出掛ける。
 中津川で遅昼の立ち食いそば「根の上そば」をすすり込み、中央線で名古屋、新幹線に乗り換えて、ちょっとコーヒー。
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 開会より少し遅れて到着するも、入口は満員のお客様、少しはけるまで、学校施設の水路(?)の縁石に腰掛けて待つ。風通りがよく気分がいい、学生や学生街の人達が通るのを眺める。
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 久しぶりに見るK2のポスター。 特にこの頃のものは「K2愛の金字塔」の頃のものと共に、子供心にとても印象に残っている。杣工房先代が好んで貼っていたので否応無く目にしていたものだ。コンピュータではできない印刷という主催者の言葉が頭を過る。
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 ひとくちに「40年」と言われるが、大変な年月だ。 が、逆に考えると、まだまだ小僧で居られるなぁ、などと甘えたことも考えてしまう。

 「若い人、かかってらっしゃい、」とさらっと言うクロセイさん。長友啓典さんもお元気そうだった。
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 会場では、村上みどりさん(ぜんぜん変わってなくてびっくり、僕は「太っ、、、たんじゃない?」と言われた)や、黒田泰蔵さんにも久しぶりにお目にかかる。沢田としきさんのこと、顧客の上見屋若主人が修業していた店に泰蔵さんがいらしていたことなどを話す。
 帰り際にもう一度黒田さんに挨拶し、会場を出る。


 何だか、元気が出る。黒田さんに会うといつもそうだが、帰りが楽しい。

 子供に約束していた「チキン弁当」を買い、新幹線に乗り、自分もひとつ食べる。
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 まだ子供の頃、杣工房先代が買って来ていた時は、ポテトサラダは無くポテトチップスが、スモークチーズは無く缶詰のパイナップルが一切れ、入っていた。

 こいつも40年選手かぁ、 たいしたもんだ、、。
by t-h-arch | 2010-07-31 07:20 | 日常

わらび餅。

 名古屋のお客様宅に打ち合せに伺う。お施主奥様にはいつも大変な心配りをして頂いている。

 今日のお茶菓子、シェ・シバタのわらび餅。
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 和菓子のそれとは一風違う、不思議な味わい。 涼しさと食感がとても今日の暑さとマッチした。

 豆の粉ってホントに旨いなぁ、、。 御馳走に預かりました、ありがとうございました。
by t-h-arch | 2010-07-28 23:44 | 日常

天然

 夕立の中、スーパーヤマニシに買い物に出る。 主人手作りの「食べるラー油」を先日頂戴し、大変美味しかったので夕刻に立ち寄るはずの友人の為に買っていると、ご主人が「たいちゃんに見せたいものが。。」と言われる。

 差し出す手には、かなり太いウナギの頭が、、。
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 スーパーの厨房に入ると、身の方が横たわっている。頭も一緒にパチリ。
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 「この大きさは、、」とご主人に言うと、「そう、天然もの」と言われる。
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 久しぶりに見た、皮の色が黄色い。 油がノリノリな証拠、心して食べないとおなかを壊すこともある。

 天然のウナギ(と言っても遡上している確率は極めて低く、天然ではないかもしれないが)は味も濃く、何と言ってもその油が凄い。調理するにもそれを考慮しないと台無しになる。
 ここ何年もウナギ釣りをしていない。川に詳しい建材店店主に聞けば、ウナギの量も減る一方で最近ではあまり漁も盛んでは無いらしい。
 子供の頃は、禁漁の泥鰌をエサに、狂ったように「捨て針」と呼ばれる漁法でウナギを目の敵にしたものだった。 モノを見てしまうとまたムズムズと当時の感覚が呼び覚まされてくる。

 蒲焼きに捌いた大量のウナギの肝を頂戴して帰る。今年は少し川で遊んでみようか、と思う。
by t-h-arch | 2010-07-25 23:25 | 日常

豪雨も去り。

 よく雨が降りました。 まさに豪雨。 淡路島に住む友人をはじめ日本各地からご心配の電話をいただいた程。有り難うございました。(写真は1時間に50ミリ降った日のもの)
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 豪雨が去れば、今度は猛暑。
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 そう言えば今年、初めて蝋梅の実を見ました。今まではみたことがありませんでした。
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 中津川のすや西木店舗。「夏をむねとすべし」を気に留めるよう言いつかった建物。 夏が似合うと思うのは手前味噌か。
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 すやの生菓子「枇杷」。 繊細なつくりと、瑞々しさが伝わって来るようなかたちに思わず目が止まる。
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 夏の盛りよりも、さあこれからが夏本番、という季節が一番好きだなぁと思う。
 
 

 
by t-h-arch | 2010-07-17 22:46 | 日常

小さなチェンバロのライブ

 隣村でチェンバロのライブがあると教えてくれたのは信用金庫の支店長、 演奏者はこの冬の豪雪の夜に我が工房のコンサートに来て呉れた渡辺敏晴さん。 名古屋での打ち合せから隣村へ直行する。

 渡辺さんは古楽器に興味があり、どんどんそっちへのめり込んでしまった方、雪の夜に少しの時間だったが、チェンバロを自作したいという話などを聞いていた。 
 広い空間にチェンバロの生音が響くのを聞くと、とても気持ちがいい。
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 チェンバロ以外の楽器も演奏される。 胡弓と二胡の違いを説明してくれたりしたのも良かったが、オカリナで「Greensleeves」を演奏し始めた瞬間、その音色に会場が一瞬息をのんだような感じだった。オカリナはイギリスの民謡を他に2曲演奏されたが、いずれも冷たい水のようで聞いていて清々しかった。

 演奏が終わり、楽器を見せてもらう。
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 ピアノとは違う生々しい鍵盤のタッチにしばし驚き、そしてハマるひと多し。
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 小気味のいい、テントのような形、ステルスのようだと言った人も。
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 自分の本当に好きだと思うことに打ち込めるということはとてもいいことだ、渡辺さんの言葉はすっと心に滲みてくる。
 チェンバロを作るのに檜は使えないかな、ギターはダメだと先達に言われたが、渡辺さんに機会があれば話してみたい、どう言われるだろうか?
by t-h-arch | 2010-07-07 22:37 | 音楽

父兄参観。

 幼稚園に通う坊主の父兄参観日。 O.Gである娘も参観に行くというので、ヨメと一家で出掛ける。

 園庭で体操をして、リレーなどをしてから教室に入る、もう汗まみれな坊主。
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 父子での工作は「釣りゲーム作り」。魚やタコ、イカに顔を描いてクリップを付け、海に見立てた箱にワカメや貝をあしらって、磁石をつけた釣り竿棒で釣って遊ぶという趣向。
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 娘もいっぱしの参観者気分、OB,OG感覚を持つということはいいことだ。
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 父兄参観の帰りには近所の「道の駅」でソフトクリームを娘と食べることに決まっていた、帰りがけに娘が弟にも食べさせてあげなくていいのか、と聞くので「道の駅」に寄る。

 ひとくちよこせ、と言われるのを察知して背を向けてソフトクリームを食べるヤツ。
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 行くのがイヤで泣いていた入園式からみれば格段の進歩だ、と言って安心しつつも、ワンパクぶりが早くも心配になってきた、、、、。
by t-h-arch | 2010-07-04 21:54 | 日常

琵琶の実。

 川東展示室の脇の琵琶の木。以前は小さな実を少しだけ付けていたが、植木・庭木の手入れとともに段々とちゃんとした実が生るようになってきている。
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 昨年は「あと2日ほど待とうか」と言って鳥にほとんど全て食われてしまった。
 今年はリベンジ・イヤーで採り頃でないのは煮て食べるとのことで、とにかく食えそうなのは全部収穫する。
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 籠に1杯ほど採れる。いくつか食べてみると水気がしたたるほどで、甘さも丁度よい。
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 そのまま食べる分は弟子や隣人と分け、煮る分は持って帰る。
by t-h-arch | 2010-07-02 22:35 | 日常

また岐阜へ。

 岐阜へご注文伺いに出掛ける。 注文主は先代の友人、この方の父上に先代は格別な引き立てを頂いていた。 注文主はお花の先生をしながら、お茶道具を扱ったり工芸品を目利きしたりという方、いい機会だからと店舗を設計させて頂いている割烹旅館の若当主を誘い同行する。

 注文主のお店「中島祥雲堂」へ。当主中島康夫さんとは久しぶりにお目にかかる。無沙汰をお詫びし、久しぶりの御報告をしながら、注文の内容を伺う、ご注文は至って簡単に「お任せしますからアイデアが出来たら何らかの形で教えてよ」というもの。後は懐かしい話をしながら最近お茶の稽古を始めた旅館「上見屋」若主人と、同じ社中でちょっと先輩の弟子2号はお茶道具を眺め色々と教えて頂く。中島さんが学生時代に我が家を訪ねて下さっていた折には必ず上見屋に泊まっていたこと、恒例の自宅で話が長引いた時の門限破りもお許しを頂いていたことなども上見屋若主人に話して下さる。

 若い人たちの買い物を梱包してくれる中島さん。昔から綺麗な荷造りをされるのは変わっていない。
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 岐阜へ出掛けると寄らなければならない所が多い。 元浜の「(株)櫻井銘木店」へ寄る。
 上見屋若主人に銘木を見てもらい、あるところにはあるのだという話をしたかったのだが、櫻井銘木主人、櫻井弘二さんは銘木の話はあまりせず、毎度の道具や木工の話ばかり。大きく「木を使う」ことを上見屋若主人に話して下さる。
 僕が運寿の鉋を割ってしまったことをご存知で、自らも台米大河内製の鉋を割ってしまい、台直し鉋に仕立て直したものを見せてもらう。
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 台の木がとても素晴らしい。刃の刻印と台の刻印が同じようにズレているところが結果として面白い。

 ふと見ると、応接机の上に見慣れた電話ジャック用の木製プレートが。
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 この事務所を新築された折り、弘二さんが自作された栗のプレート、入口ドア脇に付いていたので否応無く目に入り、材の良さ、造りの上手さをいつも「イヤミだなぁ」と言っていたものだ。
 電話ジャックの位置を振り返ると、配線が新しく仕替えられている。
 すると、「実は、、兄が引退しまして、ちょうど今日から私が代表になりまして、、」と弘二さんが仰る。  聞けば、弘二さんが修業先から実家の商いに戻られたその日に杣工房先代が櫻井銘木店を訪れ、そこで初めて会ったのだと仰る。  「ですから、今日たいすけさんがみえると聞いて、どういうことやろう、と家内と話とったんです(笑)。」
 縁というものは偶然とは言え、おかしなものだなぁと話す。

 帰りの車中はずっと、岐阜の面白い人達の話をして帰り、結局、建築設計的な話はあまりしなかった。
 
 
by t-h-arch | 2010-07-01 23:19 | 木工