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修繕

 顧客の菓子舗から連絡があり、入り口の引戸の開け閉めの音が大きく、接客の邪魔になるとのこと。この地方は栗菓子の産地なので、この時期は一番の掻き入れ時、その邪魔をしてはと建具屋さんと出向く。店員さんの話を聞き、開け閉めしてみると確かに音は以前より大きいかも。建具屋さんは「こんなもんじゃ、、」と思われただろうが、戸を外して戸車の調子を見て呉れる。
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 戸車は堀金物の鉄製のもの、この戸は25年前にたてているから状態としてはよくもっている。
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 拡大すると「HORI」の文字がやっと判る位。
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 戸車に長年かけて付いた落ちない汚れが原因かと、戸車を薬剤で掃除してみると音は半減した。

 掻きいれ時は何かと色々気になるもの、スツールの脚がぐらつく、看板が白ちゃけていると注文が相次ぐ。看板は弟子2号が磨いて、塗料で補修する。
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 25年前、店舗前面の改修工事に伴って、看板も補修された。補修したのが僕、その時すでに旧くなっていた看板をスチールウールで掃除して、文字の部分は絵の具で塗り直した。庇の上に脚立から登って作業をしていたら、出入りの業者さんの若い衆に脚立を持ち去られ、たまたま通りかかった同級生に頼んで梯子をかけてもらった。その脚立を持ち去った犯人がこの日一緒に修理をしてくれた建具屋さん。その話をしてたら、弟子2号の登った脚立も外そうとしていた。

スツールはホゾにダメージがきてるので持ち帰ることにして終了。本日のお駄賃は「栗蒸し羊羹」の切れ端、あつさ5ミリほどの切れ端は何故か自分で切ったのより美味しく感じる。
by t-h-arch | 2009-09-28 22:20 | 建築