カテゴリ:日常( 264 )

遠くから友達が来る。

 SNSのメイルに「今日、居る?」と軽い感じの問い合わせ、差出人は大学時代の友人。

 「たっつぁん」は年上の同級生、学科も違うのに何故かよく飲んだりしてて、音楽に詳しかった彼にいつもおススメ音楽を訊いたり楽曲の蘊蓄を聞いていた。その指導はいつも的確で、自身の好きな音楽と僕の好みの接点を一瞬で探り当て繰り出して来る、言わば私設のまことに都合のいいディスク・ジョッキーだったので、jazz研の飲み会だろうが、ダンス部の部室だろうが、姿を見つければ声を掛け、雑談〜音楽話をしてもらったものだった。今日は大阪から郷里の信州に戻り、高校山岳部の同級と冬山スキーに行くのでその途中に寄った由。
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 何十年ぶりなのにちっともそんな気がしないのは昨今のインターネット上での付き合いのお陰か、美大時代からひと仕事終えた感のある現在まで、他の友人達の近況等交えながら一通り振り返る。

 昼飯は「とこわか」が臨時休業で「芝ヵ瀬食堂」へ、
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 「煮カツ定食」を食う「たっつあん」。

 工房に戻り、珈琲にうるさそうな友人の為に「美美」のコーヒー豆を挽いてドリップ。
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 「iphone増幅器」に興味があった「たっつぁん」に試聴してもらうも、音楽の指導者のiphoneの中の音楽は何が入っているのか気になって仕方無い。
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 ちょっとことわって中身を見せて貰うと、、、、なんだこりゃ、、?
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 勝新、、、って、、、、、?

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 気を取り直して他を探すと忘れていた音楽が出てくる出てくる、昔のFM番組、「クロスオーバー・イレブン」のメインテーマとエンディングテーマが入っていて、これには正直降参、増幅器で聞いて盛り上がる。

 
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 D.Jの〆の1曲は、クインシー・ジョーンズ+ジェームス・イングラムの「Just once」。
 イントロでもう気分は大昔、「どうせ、おまえは、チークタイムを待ってたクチだろう!」と、どストライクな指摘を受ける。

 帰りがけにたっつぁんの山道具を拝見、電力会社の作業員さんが鉄塔の監視に行く時に使うのと同じ型のテレマークスキー、かっこいい!!
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 国道19号で帰ると言うたっつぁんを見送り、楽曲リストを見直す。
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 差し詰めこれは復習テストか? またゆっくり会って、音楽を聴いて、飲んで、その時は「ひとりU.S.A for Africa」カラオケでよろしく!!


 
by t-h-arch | 2015-02-12 17:42 | 日常

10年ぶりの茶杓。

 弟子が桜餅をつくってくれた。 最近、世話になったひと、知り合ったひとへ持ってゆくのだという。 配達から戻ったら一服点てようと言うと、了解して出て行った。

 お茶の用意、割れ盆はご愛嬌。
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 茶杓は、割り損ないの割り箸のようだ。
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 が、これには訳があって、それが今日の一服をお膳立てしている。

 弟子が入店したての頃、製陶を営む実家の窯での展示会で、母上がお客様をもてなす茶菓に桜餅をつくったのだと言って、その材料をお裾分けしてもらい、桜餅を作ってきた。
 せっかくだから一服やろうと僕は湯を沸かし、兄弟子は割れ盆を用意をして、杣工房先代に声をかけると、準備の景色を一目見て、先代は階下の工作場へ降り、松の杓を数分で削って来た。
 当時、先代は旧い師である故・黒田辰秋氏の遺材を引取った銘木店からの紹介で、その遺材を使い、松や欅の小木工を作っていた。この時は枯れた肥松で盆を掘って居て、木取りをした切れ端を茶杓に削ってきたのだった。
 場所にも慣れない、工具にも慣れない孫弟子が、せめて茶菓を捻ってきたことに対する嬉しさを、自身が即興で茶道具を削ることで表現したのだろう、茶を掬うどころか、付着する茶が勿体ない程の荒れた肌合いの茶杓であったが、皆でそのフォルムを講評し、先代が銘をつけて弟子に茶菓の礼に贈呈したのは憶えているが、銘は忘れてしまった。確か、師弟関係をあらわす言葉だったと思うが定かでない。

 今日、正直僕は半ば忘れていて、この杓を弟子が持って来ているとは思いもしなかったのだが、10年ぶり程にその茶杓を拝見し、また弟子の桜餅を食べることになった。
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 あいかわらず荒いままの杓。
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 弟子の茶を僕が点てる。
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 弟子の手前。
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 弟子が入店する際、女性の弟子を断ろうとする僕に、入店させるようすすめたのは先代だった。
 性別に関わり無く人柄を見たのかどうかは判らない、僕に叱られ、怒鳴られする弟子に、幾ばくか責任を感じていたのか、桜餅の駄茶会の時の先代は本当に嬉しそうで、偶然の重なりが茶の時を生むのだと僕の弟子達に熱っぽく話していたのを思い出す。

 忘れたことに気付くと、やたらと銘が何だったかが気になり出した、師・黒田の遺材のそのまた残りを、息子の弟子のご褒美の為に使う、というようなことだったが、なんだったっけ?
 当の弟子本人は「まぁ、今の姿を謙之輔さんにみてもらいたいですねぇー」などと陽気に言い、一服は終了となった。
 
by t-h-arch | 2014-04-12 23:46 | 日常

斎藤智さん来訪。

 カナダ在住の陶芸家・彫刻家の斎藤智さんが来られる。斎藤さんは杣工房先代の友人、益子からカナダに渡り、陶芸に打ち込みながら徐々に彫刻に魅せられ、現在は彫刻家として日本国内でも様々な場所に作品を提供し続けてみえる。 斎藤さんの出身は伊那谷、高速バスで中津川I.Cまで来られるのを迎え、20数年ぶりのご対面もそこそこに、行きたがってみえた、「すや西木」に案内する。
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 自宅にお迎えし、バァさんとも久々の対面、斎藤さんは大の愛妻家、先代を亡くしたバァさんに、痛い程気を遣って親切な言葉をかけて下さる。
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 最近腕を少し傷めているという斎藤さんを近くの温泉に誘い、晩飯には友人が掘って来てくれた自然薯と畑の野菜を食べてもらい、愛知は津島の旨い酒を飲む。
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 さっさと先に死んで行った先代の悪口を、民芸からクラフトという工芸運動の変化の時期をともにした友人同士の忌憚の無い口調で、ユーモアたっぷりに話してくれる、益子の民芸作家諸氏と先代の微妙な関係や、当時の裏話など、僕が先代から聞けなかった話をたくさん聞くことが出来た。

 斎藤さんのカナダの家の写真。人里離れた5〜6町歩はある広大な敷地で彫刻を作り、ピクニックをし、農業をして最愛の奥様ルイーズさんと暮らす日々はその御苦労も計り知れるが、正直に羨ましい。
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お互いに今作っているものの話や制作をとりまく環境、経済など話は尽きず、深夜まで話し込む。

 翌朝、先代のお墓をお参りしてくれる。
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 お帰りは電車、中津川の駅まで送り切符を手配して改札で別れる。
改札の向こう側から「泰輔さん、楽しかった、そして、悲しかった、、」と顔をくしゃくしゃにしてホームに向かって行かれた。 カナダの斎藤さんを訪ねてみたくなった。
by t-h-arch | 2012-11-06 20:06 | 日常

畑仕事。

 畑をする時間がなかなかとれず、時間がある時には雨が降り、、、やっと、玉葱etcの畝つくり。
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 日差しが暖かいので、子供も出て来て珍しくお手伝い。
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 しかし、ほんとうの目的はこれなのだった、、。
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 籾殻焼き用のカルデラ・コーン、今年も活躍です。
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 火が落ち着いて、コーンが暖まったら、芋を投入して晩飯の買物に、、
 じっくり焼けた焼き芋は食後のデザートにいただきました、今日は早寝だ、、。
by t-h-arch | 2012-11-04 19:55 | 日常

板金屋さんで一杯。

 月末の支払いに板金屋さんに寄る。 夕方になれば気温はぐっと下がり、テーブル下のファン・ヒータに誘われる。そして出されるがままにビールを、、。
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 続いて、暖めた酒を、、。
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 外でちょっと小用、月が寒々しい。
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 弟子と仲良しの親方「まさのりくん」が近くの中華「満珍軒」から出前を取ってくれる。
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 メニュは「天津飯」と「餃子」。
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 中華と燗酒、これはたまらん、酒のおかわりはどんどん出て来る。
 天津飯はやさしい色、丼モノで酒もいける。
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 出前ごっこのまさのりくん。
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 この板金屋さんは錺屋さんとしての顔も持つ、若手の職人「けいちゃん」は錺職人適な仕事を黙々と練習できる男、これから建てる店舗の屋根の納まりを相談する(と言うか一方的に知恵を貸せ、と任せきりにする)。
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 工場で飲む酒は旨い。まさのりくんはいつも「話が一番のつまみだ」と言う。
 ごちそうさまでした。
by t-h-arch | 2012-10-31 23:03 | 日常

待つ男。

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by t-h-arch | 2012-10-27 22:54 | 日常

美味いもの。

 栗ご飯とおでん。 今年の自宅の栗は大粒で生りもいい。
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 菜っ葉をたくさん頂ける、「切り漬け」の出番。
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 今、これを食わずして!というものの味わいは、濃く、深い。
by t-h-arch | 2012-10-25 23:54 | 日常

運動ネタ。

 娘の運動会はお昼に弁当を届けて一緒に食べ、リレーを見て仕事に戻る。

 お弁当。
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 学年別リレー。
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 選手リレー。
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 珍しく、デッドヒート無し、「なんかモノ足りん、、」とは本人の弁。



 坊主は岐阜国体、レスリングの開会式に出演。
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 我が園の園児は本当にしっかりしていた、先生方、担任のキビシい指導に感謝!
by t-h-arch | 2012-10-24 23:46 | 日常

割烹旅館厨房にて。

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by t-h-arch | 2012-10-22 23:19 | 日常

今年の栃の実。

 今年の「栃餅」用の栃の実。 
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 うまくいくかな、、。
by t-h-arch | 2012-10-22 22:18 | 日常