朝起きて、昨日の焼き芋の顛末を聞くと、やはり忘れられていた。午前中は、我が家が氏子である近所の小さな神社のお祭りがあるので、それに行くべしで、午后からもう一度焼き直して食べる事にする。
「国造神社(こくぞうじんじゃ)」というこの神社の語源は「虚空堂」だと聞いたが、社の裏にある小山の頂上には奥社もあり、4町内会で持ち廻る小さい神社ながらも風情のある場所ではある。 朝早くから子供神輿が4町内を廻り、お祭りを知らせる。祝儀を渡し、お神酒を飲んでる間に神輿は行ってしまった。日曜朝一の冷や酒は素晴らしく旨いから仕方無い。 ぼちぼち出掛けて、神事の間、裏で隣の町内(当番町)のお兄様方とお神酒を飲んで談笑する。 神事が終わると恒例の籤引きが始まる。空籤はないから、今年はスカでもティッシュペーパー2箱。 籤の係は工房の隣のマー君、一等が出ると鐘を鳴らしなかなか威勢が好い。 子供神輿は15年前の我が町内の当番の時にうちの工房で作った。町内の小学生PTAの頼みに応えて作ったものだが、その夏に生まれた僕の姉の長子が難産だったので無事の出産に感謝して先代は制作を引き受けたのだと思う。台座の裏に制作日や協力者の名前と共に、生まれた子供の名前と祈心身健康と書いた記憶がある。 籤引きが終わり、餅撒きがあって(餅撒きは狂うように拾うので写真は無い)お祭りは終了、来た道を家に帰る。 おや、うちの倉庫の窓が!どこへいったんだろう。 娘は籤引きで一等だったらしい、電気ポットを持ってきた。戦利品はこんな感じ。 戦利品の餅は早速食べる。餅好きの娘が張り切って(ヨメと2人で)雑煮を作り、磯辺巻きも安倍川も食べる。 この地方の雑煮はこんなの。 午后からはやっと焼き芋を焼き直して、灰を畑に撒き、耕して終了。子供2人は火箸を取り合って競争で落ち葉や枯れ草を燃すので、かなり捗ってしまった。 手伝いの証。 そして、まだまだ長い日曜は続く。 ーーその2へーー
by t-h-arch
| 2009-11-09 01:25
| 日常
|
カテゴリ
以前の記事
2021年 02月 2020年 11月 2019年 05月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 02月 2014年 04月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
|
ファン申請 |
||